1年後のポストクロッシング

金曜日, 5月 19, 2023

ポストクロッシング

t f B! P L

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

2019年の冬、事の発端である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2023年の春となったいまでは当初よりも弱毒化ないしは集団免疫化、さらには落ち着きを払うようになり、日常生活において自粛するようなことはほぼほぼ撤廃の動きになった。良かった。

日本も海外旅行に行ける国が以前のように戻りつつあり、陰性証明書や隔離期間といった渡航条件も撤廃されていった。良かった。

別に自分はどこにも旅行には行ってはいないのだけれど。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング


日本から海外に行けるということはその逆もしかりで、海外から日本に来日する外国人観光客の姿も年明けから徐々に増えている。

2022年秋の1ドル150円という歴史的な円安からは下がりつつあるも、反発することもあるといった状況で、数年前と比較しても明らかに円安路線といった影響もあってか、春先の桜のシーズンを過ぎても主要な観光地には多くの外国人を目にする機会が増えた。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ロシア・ウクライナ戦争は続いていて、日本からロシアへの直行便は2023年5月、現在でも運行休止中という状態。

と、いつもの謎の前書きはここまでとして、一見、ポストクロッシングとは直接的に関係なさそうなこの小見出しだけど、実は1年前とは変化した出来事があった。


それは、ロシアからのポストカードが届くようになった。

日本からロシアへのエアメール及び船便はいまだに休止中だけど、ロシアから送られてくるのは問題ないらしい。

ロシア在住の日本人が書いたブログなどが2つほどあったので見てみると、ロシアからポストカードが届くようになったのは、戦争の影響という前にその前からのコロナ禍が一段落したことによるロシアの郵便事情の回復が大きかったということらしい。

これはポストクロッシングでの自分の活動履歴(STATS)。

ユーザー登録した時点で最初から実装されている機能でもちろん無料で見ることができる。自分がどこの国に何通送って、何通受け取ったか、それと互いの平均日数も表示してくれるとても便利な優れもの。

ロシアからのポストカードが届くようになったのは2022年の夏頃から。それで、計19通ということは単純に毎月1通から2通程度には送られてきている。

けれども、日本からロシアへの郵便は停止しているために、自分の活動履歴を見てもわかるように、送った枚数(Sent)は0枚。という見事な非対称性となっている。

2022年は中国宛てのポストカードを送ることはできたものの、もとより脆弱な郵便事情は変わらずで、60日の登録期限を過ぎることはほぼ当たり前で、なんならその倍の120日間、つまり半年間経て登録したよというメッセージがきたりした。それでも年明けからは徐々にではあるものの日数が短くなりつつあるなという感じはある。


日本からロシアへのエアメールが送れない一方で、実は日本からウクライナへのエアメールは2022年、2023年のいまでも送ることができる。これはまさにロシアとは逆の状態。

なので、2022年の間にウクライナへのは2通のエアメールを送っており、ちゃんと2通とも無事に登録がされている。

日本から送ってはいるけれど、ウクライナから送られてきた枚数(Received)は0。まさにロシアとは逆の状態。

ちなみに宛先のウクライナの住所というか都市名だけ記載しておくと、1通はウクライナ西部のリヴィウ、もう1通はウクライナ南部のオデーサ。

余談ではあるけれど、ロシアの逆がウクライナであって、では中国の逆はどこの国になるかというとベラルーシだった。ここでいう中国の逆というのは日本になかなか届いてこない状態ということ。

どう考えてもこれはロシア・ウクライナ戦争の影響が要因としてあるのだろうと勘繰りたくもなるなと。

全体的にポストクロッシング界においてロシアユーザーの回復については、ロシアはドイツ、アメリカに次ぐにヘビーカントリーということもあるからか、おおむね歓迎する向きが多そうな印象だった。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

先に忘れないうちに書いておくこととして、ポストクロッシングはサイトに自分の住所とメールを登録しておく。いわば個人情報だ。

プロフィールページはポスクロユーザーにしか見えないように設定もしておけるし、住所もIDを引いた人だけにしか表示されない仕組みとなってる。

それでも海外サイトだし、それなりにユーザー数も多く、かつ寄付と広告収入で運用しているサービスであるから、どこかしらのセキュリティーが甘くてスパムメールぐらいはたまにはきたりするのかなと当初は思ってた。

しかし、その目測は幸いにも外れて、そういった情報流出的なことなどは一切なかった。

じゃあ、ポストカードを送る側はこちらの名前と住所を知っているから、そこからなにか勧誘的なことはあるのかなというとそれもなかった。

この点については自分でもエアメール作成をしてみるとある意味、当然といえば当然な感じで、いまの時代、ポストカードを書いて郵便ポストに投函なりでチマチマと一本釣りみたいなことをするアナログな詐欺師は激減している。

それよりも、架空のSNSアカウントを作成し不特定多数にDMを自動的に送信してワンクリック詐欺をするなり、はたまた架空ショッピングサイトをコピペでもなにかして作ってフィッシング詐欺でもするほうがはるかに効率的かつ大量に個人情報を盗めるし、悪人はそうするよねと。

もちろん、ダイレクトスワップ(直接交換)を禁止にしているわけではないので、それを利用したのちに個人間トラブルなどに発展するケースはなくはないだろうけど、それにしたって全体の数%にも満たないと思う。いやもっと少ないと思う。

何より通常のポストカードの交換するサービスとしてこれ以上に安心で快適なサイトはないと感じた。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

いままで切手は郵便局で買っていた。始めた頃はそれでとくに不便はしなかったのだが、ポスクロユーザーの中には貼られている切手(スタンプ / stamp)を楽しみにしている人も相当数いることに気づいた。

それに、手元に相手好みのポストカードがないといった場合でも、宛名面それっぽい感じの切手を貼っておくと好印象になりやすいといったことも実感するようになった。

当初は大きい郵便局に行けばそれなりに過去の切手の在庫があるんだろうなと思ったら、ところがどっこい、通常切手と違いシール式切手、記念切手は各郵便局の在庫がなくなり次第終了という売り切り方式だった。

大小いくつかの郵便局を回ってみると、1年前の在庫が残ってればまだいいほうで、場所によっては半年前の在庫すら売り切れということもあった。

これはだいぶ以前からではあるだろうけど、それにしたって郵便衰退期と言われて久しいのに切手収集の熱はそれなりにあるということなのだろうかと。郵便局員の人が言う決まりセリフは「元から発行枚数が少ない」というのを2回に1回は聞いてるような気がする。



駅前ということもあるんだろうけど、店員さんの対応がなかなかの塩対応だった。

額面よりも数円安いだけで店の利益なんかほぼないんだから半分ボランティアなんだろうなと。常連になったら多少は買いやすくなるかも。


それでも、郵便局にはない種類の切手を買うことができた。

もちろん、日本郵便の公式ネットでも切手は買えるのだが、どうしても実物を見て選んで買いたい心理があるために買い控えしてしまう傾向ではある。地方の人にとってはこのうえなく便利ではあるだろうなと。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

最初の10枚目ぐらいまでは、自分の記載ミスによる可能性も多々あるだろうと思い、返送されることも考慮して自分の住所を小さく書いていた。 → いまのところ記載ミスや宛先不明による返信は0なので今は書かなくなった。

最初の50枚目ぐらいまでは、市販のポスクロIDシールを貼るようにしていた。 → いまはそこまでカッチリとすることにこだわりはなくなった。

とくにポスクロIDシールはこのセリアのシールをメインで使うようになった。ポスクロIDというのはアルファベット2つの国名コード+1から7桁(いまの日本の場合)の数字の組み合わせのユニークIDのこと。このシールはそれを書くのにちょうどよいサイズ幅になっていて、かつ枚数も40片、つまり40通宛てに使える。とても節約になる。

エアメールシールについても市販されているものなどを買っていたけれども、たぶん今後は郵便局から無料で貰える水色シールの比率が高くなるかなと自分のなかで思い始めている。
そもそも、こんなにゴテゴテと貼るのは本当に日本と台湾ユーザーぐらいなもの。

Youtubeで台湾ユーザーらしき人がポスクロIDをカーキ色のマステの上に書いていて、この方式ならもっと節約できるかもなと思った。



宛先を隠している箇所にはシール、ステッカー類は貼ってないけど、一番ゴテゴテしたポストカードを作ってみたときはこんな感じのポストカードになる。

もちろん、メッセージの書けるスペースなど皆無に等しく、相手が何を書いてくれたかとメッセージを重視する人からはこういうのは兎にも角にも嫌われるポストカードの見本のようなものだけど、プロフィール欄に書かれている好みを毎回、確認して作成をするようにしている。

最初の70枚目ぐらいまでは、左下のスペースとかにお寿司の落書きを書いていた。それもちゃんとカラーにして → 最近はさすがに書き飽きてきたというのと、相手の地域に関する建物や事柄を落書きするようになった。

落書きとはいえ少し時間を掛けてそれなりに描くとやはり反応はいい。

それと、お寿司の落書きの場合は、そのイラストの上に各言語で「お寿司は好きですか?」(Do You like sushi ?)と書いており、8,9割ぐらいといった高返答率で、それを見るのが好きだった。ちなみに好きかどうかの内訳は6:4ぐらいで6割が好きという感じだった。苦手な人はそもそも、お寿司以前に魚自体が苦手とかほとんど食べたことがないからという理由が多かった。

今後も、お寿司の落書きとメッセージは定期的に描いていきたいなと思った。

その内いつか、ドイツやアメリカのユーザーの間で「日本には寿司落書きユーザーがいる」という話題になったりしたらちょっと嬉しいかもなと。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ロシアからエアメールが届くようになった。中国からエアメールがやり取り再開されるようになった。

こういう事例からも分かるように、2022年から2023年にかけてこの一年で日本からエアメールを送ることができる再開可能になった国がずいぶんと戻ってきた。

具体的には、去年の2022年4月頃は「あなたの国は122ヶ国が郵送NGです......」だったのに対して、

いま現在の2023年5月頃では「...55ヶ国がNGです......」までに減少している。

ある意味、丸1年を通じてこんなに定点観測のしがいがある期間もそうそうないだろうな、というかもう二度と起きてほしくはないよねと思った。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

最初に買ってから1回も使っていないこのエアメール封筒。このまま1回も使わずにいる可能性が高い。

せっかく郵便局のサイトから国際通常郵便のPDFを印刷し、100円ショップで買った硬質カードケース(A6サイズ)の中に入れて使い勝手をよくしておいたのになと。

と思いつつ、とある日、ふとプロフィール欄を更新することにした。

ステッカー(シール)が好きと。

その影響かどうかは不明だけど、初めて封筒で届いた。中には数種類のシールがあった。

その後、またピタッと止んだが、今度はロシアから届いた。中に入っていたのは紅茶のティーバッグが1つ。日本でも買えるブランドだったが、ありがたく頂戴することにする。

日本ではポストカード(ハガキ)と封筒では料金に差が出てくるが、外国では国よってはそんなに大差がなかったりするケースもある。

ほかにポストカードではなく封筒にするメリットとしては、まず第一にポストカードの汚れにくいのと、宛先と切手は封筒側に記載、貼り付けするために、ポストカードのスペースを最大限活用できるメリットがある。自由なレイアウトで書きたい人にはこっちのほうが好まれるんだろうなと。

それに、切手収集家の人は封筒に貼られている切手のほうが「水剥がし」といって、キレイかつ効率よく使用済み切手を入手できるために、まあ中には強気にリクエストをしているプロフィールを見かけたりする。

そんな「水剥がし」を実際にやってみた。

っていっても、やることは簡単で、使用済みの切手(メルカリで購入)を水かぬるま湯にしばらく漬けておくと、切手と封筒の紙片をつなぎとめているノリが水溶性のために剝がれていき、それを平型ピンセットなりで1枚1枚取り出して水気を取り、かつ平らにしながら乾燥していくという誰でもできる作業。作業は簡単だけど地味に手間暇がかかる。



実際にやってみると分かることで、こういうのは細かい作業が好きというよりも、それなりにそこそこ暇な時間がないとできないというかやる気が継続しない。

それで、エアメール封筒を使うようになったのかというと、最初に勇気を出してエアメール封筒を使うようになったキッカケは、折り紙(Origami)、和紙テープ(washi tapes)が好きとプロフィール欄に書いてあるユーザーに対してだった。

その後もいくつは月に1通送るか送らないか程度には使う機会を見出すようになった。何事も1回チャレンジしてみるとその後は慣れてきやすい。やはり封筒とおまけ付きというのはそれなりに返信メッセージのウケはいいほうかなと思う。

エアメール封筒はAmazonなどで手軽に買える。けれども、1枚あたり50円程度の単価というのはちょっと高く感じる人には無地タイプにするとグッとお得になる。

洋形2号(洋2)封筒、自分でノリ付けしたり、「AIR MAIL」と書くか、エアメールシールを貼っておかなければいけない手間はあるものの国内用としてもそのまま使えるし、そういった取り回しのよさはあるかと思う。

ちなみに、ほかにAmazonなどで買ったものとしては平型のピンセットなどがある。これの用途は先程の水剝がしなどの切手管理用としてで、そのときにはとても便利に使っていた。

しかし、そう思ったほどには登場回数が多くなく、もっぱら日常使用しているのは先がカーブ型になってるピンセットのほうだったりする。

100円ショップなどに売っている。これはもう本当に毎日のように使っている。用途はシール貼りとして。手貼りするよりも格段にキレイに貼れる。

さて、封筒(エアメール用)、ピンセット(シール貼り用)と用意してきた。もうこれで十分だろうと思っていたら、まだ一つ残っていた。それも郵便料金に直接、関係してくるとても重要なものが。

それが、スケール、はかり、デジタルスケールともキッチンスケールとも。25g、50g単位で郵便料金が変わってくるために必須のアイテム。

0.1g単位で小物を量れるはかりを持っていないためにこれも買うことにした。

Amazon内で「デジタルスケール」と検索するといろいろな商品が紹介されているけど、とりあえずこれにした。こういうときに決め手の理由にする3点として

  • 値段の安さ(899円)
  • 他の同等品よりもレビュー数の少なさ
  • レビュー内容にサクラチェッカー済み

で判断した。

保護カバーがミニトレイ代わりにもなって便利。数ヶ月間、使用してみた感想として誤差らしい誤差もなさそうなのでこれはこれで満足。

ちなみに、「25gまで」「50gまで」という表記。これは、25.0g、50.0gまでということ。なのでスケールの正確性にやや不安という心配性の人は24.8gでストップしておくと安牌かもしれない。

こうやって見ると、あれこれ用意するものが多い印象を受けるかもしれないけれど、これらは最初からいっぺんに揃えたわけでもなければ、なんなら揃えだしたのはポスクロを初めて数ヶ月後だったりする。

それにデコレーションシールを買ったりしてるのも、単純に近所に100円ショップがあるからという理由がまず一番大きい。

そもそも、ポスクロの基本は絵柄となるポストカードそのものの交換を重視しているユーザーが多く、オシャレなポストカード、高品質なポイントカードが第一だったりする。もちろん、ハンドメイドやアーティスティックなのも大歓迎というユーザーも多いが、そう明記していないユーザーに対してはやはり華美な装飾は避けたほうがいいとは思う。それになんたって理想はキレイな手書きの文字が書いてあるポストカードを貰ったときの感動はひとしおだったりする。

字をキレイに書ける人が羨ましい。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

最初のワクワク感ないしはチュートリアル期間は終わってくると、スローペースというかモチベーションがダウン気味になってくる。

ようするに、やる気がなくなってくる。

とまではいかないけど、全力疾走感はなくなって良い意味でエアメール書きが日常に溶け込んできた感がある。

とくに週末の雨の日などインドア寄りになるときにはこのポスクロ趣味が良い暇つぶしになる。

基本的に送られてきたポストカードも週末にまとめて登録するスタイルになり、こちらから送るポストカードについては、平日の5分10分程書いて、翌日にまた5分10分程書いて仕上げていきといった感じで役割を分担するようになってから、より気楽かつ気長に継続できるようになった。

その他に継続する理由としては、ポストカード収集というのも要因の一つとしてあった。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ポストクロッシングを始めた当初は単にエアメール交換というのを経験してみたかったのと、編み物とか刺繍といったハンドメイド系以外の在宅でできる簡単な趣味みたいなのを見つけたいなと思っていた。

なので、ポストカード収集はオマケというか、エアメールとして届けられたポストカードを受け取ってみたいなという感じだった。

ポストカード、いわゆる絵ハガキ、絵葉書。

絵ハガキと言われれると一気に昭和の観光名所で売られているようなのをイメージする。

実際にメルカリなどを見てみてもそういったのが多数、出品されており、実際にまとめ売りしているものなどを買ってみたりした。


これらは外国人受けが良くて使えそうなものは全体の1割といったところだけど、とにかく安く入手できる点がいい。これらは全部合わせても2,3千円程度の出費。

意外な景色のポストカードを収集しているユーザーもいたりする場合もあるから、いつかは全部、使い切れれば本望だなと。

このポストカード収集、ポスクロのオマケというか付随的な要素としてしかみていなかったが意外や意外にこれが楽しい。

ポストカードの購入場所については、郵便局かロフトといった雑貨屋ないしは、美術館、博物館など定番に、ヤフオクやメルカリといったオンラインのフリマを活用している人がほぼほぼだと思う。

中には「そんなポストカードないだろ」と思いつつも念の為メルカリで検索してみて出品されていたときの驚きは何度でも味わいたいと思った。

とある日、「私の職業はchemist(化学者)です」とプロフィール欄に書かれていたユーザーを引きあてた。自分の手持ちには化学的なポストカードのストックなんて1枚も所有していないために、ただただ習慣的にとくに期待もせずに、化学っぽいポストカードがないかなと検索してみた。

そしたらあった。しかも安い。

実はこの元素の周期表は情報がちょっと古くてというので安くなっているらしいけど、それはそれで味があるということにして、すぐに購入して、相手の化学者へと送った。

もちろん、そういうピンポイントのポストカードをリクエストしているユーザーに送ったときに返信メッセージというのは喜びにあふれている。だからといって100%相手の要望に答えることは無理だし、いちおう、ポスクロ公式もあくまでもランダム性によるサプライズを目的としているサービスであり、トレーディング的な対応は非推奨としている。

ポストカードの中でも、「変わり種ポストカード」というか、紙以外の素材で作られたポストカードといったのも存在していることを知り、これも実物を実際に一目、手にとって見てみたいなと思い、いくつかを買ってみることにした。

すべてメルカリから購入し、値段も1枚数百円程度と予算内であったことも助かった。

おそらく一番多いのは、同じ紙素材である和紙のポストカード。ちりめん和紙っぽくなってるポストカードとかは前にも見たりしたことはあった。質感が柔らかいのがメリット。

次点で、木素材。スギやヒノキといった素材がいくつかあった。紙と違って厚みがあり折り曲がることがないのはメリット。

もうちょっと手の込んだポストカードのほうが好きなら、文字通り箱根の寄木細工のポストカードなんてものも存在していた。これも実物を手に取ってみるとなかなかの品質で紙製品というよりも木工工芸品と何ら変わりがない。

ほかにもハワイのコアの木(ハワイ固有種のアカシア)という素材を使ったポストカードもわりかし有名だったりしているみたい。これはちょっと薄いので破損に注意が必要。その分、重さは紙とそう大差ない。

そして、コルク素材。なぜかポルトガルのポストカードが多かった。ポートワインの関係でコルク栓のイメージからお土産用として現地では定番なのかもしれない。これも薄くて破損やカドが欠けやすいのでそこに注意が必要。


さらに驚きなのが、畳(い草)素材のポストカード。しかも絵柄はなぜかイギリスの人気グループ「QUEEN」。これはユニバーサルミュージックの公式サイトから購入した。送料含め1枚あたりの単価のポストカードとしては一番高かった。

実物を触ってみるとなかなかデキがよくて、似たような畳(い草)素材のポストカードがメルカリにもないかと探してみたけれどハンドメイド的なのが1点あっただけだった。

また、植物系以外でも金属製などのポストカードなんてのもあった。

これは、京都の西陣織をモチーフにしたANAのポストカード。金色の高級感がありとても見栄えがいい。

これはステンレスのポストカード。瀬戸大橋開通記念に作られた限定品。それなりに出品されていた。特徴はなにしろその重さ。普通の紙のポストカードが1枚4,5グラムに対して、このステンレスポストカードの重さは1枚90グラムちょっと。つまりこの1枚で紙のポストカード18枚分という密度。もちろん、そう簡単に折り曲がることはないし防水性もバッチリという。ただし表面は固いものでひっかくとキズは簡単につく。

と、いろいろと「変わり種ポストカード」を紹介してきたけれども、これらはどれも素材が特殊というだけで形状はポストカードサイズの長方形という点は変わっていない。

そうではないポストカードというかハガキもあって、その代表例に勝手にしてもいいかなと思うのが、この宮島のしゃもじハガキ。そしてG7広島サミットのシール式記念切手も。

変形ポストカード(ダイカット)については、「ご当地フォルムカード」として日本各地にたくさんあり、10年以上前からもうすでにほかのブログでも多くの人が記事にしているのでそれらを参照してみるといろいろと面白いかなと思う。

また海外ものでいうと、メルカリで買ったもので紙素材ではあるもののアメリカ製でタグ(小包)付きで100年前らしいのでもはやレトロやビンテージではなくアンティークなポストカード。


実物のポストカードの保存状態は良く、かえってこれに書くのをためらってしまう。

おそらく、タグ(小包)の中には塩の結晶が入っていたのかもしれない。

これについては日本国内での情報がなくアメリカのEbayに同じようなのが出品されていたということしか分からずじまい。

これらのポストカードも貴重といえば貴重だけど、なるべくはポスクロで使っていきたいなと思った。

また、日本にもあるけれど、海外でとくに盛んなのがポストカードブックという存在。


こういう雑誌タイプになっているポストカードブックもあれば、


小冊子タイプになってるポストカードブックもある。

ちなみに、ポスクロで人気のあるポストカードの絵柄を簡単に羅列してみると、

  • お城、宮殿、世界遺産、観光名所、歴史、地図といった建築物系・トレードマーク
  • 灯台、橋、高速道路、中には図書館や水車といった特定の構造物
  • 自転車、バイク、車、飛行機、蒸気機関車といった乗り物系

といったポストカードが好きといった人も多い。

その他、他に目にするリクエストとしては、映画スター,西洋絵画,クラシック音楽,スポーツ(スキーやアイスホッケーといったウインタースポーツ系が多し),流行りのイラストレーター,自然,ガーデニング,ハンドメイド,伝統文化,宇宙,スチームパンク,アニメ,BL,動物(やはり犬・猫愛好家は多し)。といった感じ。

もちろん、「ポストカードの絵柄はなんでも構いません。大事なのはあなたが書くメッセージです」といった内容だけのユーザーもそれなりにいる。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ポスクロ作業は一人分担制を導入したし、ポストカード収集も一通りのネタは仕入れたかなと落ち着いてきたので、まあ適度に暇になった。

その他の理由として、ドイツやその近隣国、北欧といった国とのやり取りが集中しており、ドイツは早いときには4日で届いて登録までしてくれたりするケースが多く、短いスパンで登録や作成を繰り返すようになる。かつ冬が近づくと北欧といったほかに寒い地域の国々からのポストカードのやり取りが心なしか増えた。

しかし、年明けからはその比率がすこし下がり、アメリカや東南アジアの国というのもちょっと増えてきた。

アメリカはちょっと名前を聞いたことがあるような都市であっても到着というか登録まで平均1ヶ月程度のリードタイムがかかる。

思えば、昨年もちょうど春頃から初めてみたが、わりかし暇だったことを思い出した。

やはりポストクロッシングが活発になるのは秋から春にかけてで、インドア向きな趣味であることは間違いなさそう。

逆に気温が上がり暖かくなるとなんとなく増えてくるのがミートアップ(meet up)。つまりオフ会のポストカード。もちろん年中、開催はされているけれどやはり寒い季節になると送られてくるのは減る傾向にある。

そんなこんなで、この春先にポスクロを初めてみるというのはのんびりと進められて案外良いのかもしれない、

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ポストクロッシング公式ブログでとある本が紹介されてた。

なんとなく気になり調べてみると邦訳(『手紙 その消えゆく世界をたどる旅』 サイモン・ガーフィールド / 杉田七重)もされていたので読んでみることにした。

手紙について書かれた内容なので、ハガキ、ポストカードについての歴史なり記述はほぼゼロであるものの、郵便の歴史や何を書くかということについても書かれているので、そこら辺は興味深く読み進めることができた。

ただ、本書は専門的とまではいかないものの英米文学ないしは欧米文化史の知識がないとだいぶ読み進めるのに苦労し、自分も全体の1割しか内容は定着しなかった。

裏を返せば、手紙の文化史というか人類史を包括的かつ手軽に知るにはかなりの良書であるということは言える。

で、その最終章にて、Eメールの誕生による現代のネット社会で手紙の役割とはいかに?について書かれていた。

乱暴に要約すると、デジタルツールのEメールの利便性や経済性には負けるものの、手紙(ときにきれいな字で書かれたもの)には貰って嬉しいという思いがわきやすいということだった。

紙媒体であるポストカードを受け取る、そして書いて送る、というのにアナログ的な懐古趣味を感じる要素もありつつ、個人的にはデジタル化によるペーパーレスになり、自宅に余分な紙媒体(ここではポストカード)を置いておける空間的余裕ができたということが大きいのかなと思う。

つい二昔前までは、毎日、紙媒体の新聞や雑誌、週刊誌、漫画、電話帳、そして百科事典など家には多くの紙媒体が引き締めあっていた。

それがほぼゼロという状態になった現在、テーブルの上にはTVのリモコンか携帯電話、スマートフォンしか置かれない状況になった。

その空いたスペースにメディアや音楽好きな人は、CDやVHSやDVD、ゲームソフトのディスクを保管するようになったかもしれないけれど、それすらもデーター配信、ストリーミング配信されるようになると、そのスペースさえ空くようになった。

人によっては、ぬいぐるみやフィギュア、その他関連グッズなどを保管したり飾るようになってるのかもしれないが、それが自分にとってはポストカードになったというところなのかもしれない。

ちなみにこの本が書かれたのは2013年ということで、いまの若い人はEメールさえも使わなくなっており、代わりに携帯電話やソーシャメディアを活用して長文ではなく短文をやりとりをしているのが日常というところまで踏み込んでいた。

まぁ、そうよねと。

これをみて、現代人の教養や集中力の低下なり、もっとくだけた言い方をするならネットバカなどと講釈を垂れたくなる気持ちは十分に分かるけれど、別にそこまで悲観的になることはないのではと思ってる。

ネット中毒が叩かれるまでは、TVやゲーム中毒というのが叩かれていたし、その前は本の虫といった具合に活字中毒者が叩かれていたりした。いつの時代も新しいものは叩かれやすいと。

そして、文字を書かなくなった人が増えていっても文字そのものが急に無くなるわけでもないし、文字を手で書くことが禁止されるわけでもない。とくに趣味の分野において。

余談だけど、この同作者の別の本(『オン・ザ・マップ 地図と人類の物語』 サイモン・ガーフィールド / 黒川由美)についても邦訳されていたので読んでみた。

写真も豊富で、かつ地図ということで日本という単語もところどころ出てくる。

地図を通して見る考古学、地理学といったぐあいで、ネタに困っているゆっくり解説系Youtuberの人とかにはこの1冊で動画を12本ぐらい作れそうだから一度、手に取ってみる価値はありそうだと思う。

海外旅行に行けるようになった
外国人観光客もたくさん来るようになった
ロシア・ウクライナ戦争は続いている
個人情報流出は起きなかった
金券ショップを利用するになった
エアメールの書き方、レイアウトの移ろい
エアメールを送れる国が戻りつつある
エアメール封筒を受け取りたい、送ってみたい
やる気の継続
ポストカードを求めて
またヒマになった
エアメール、「手紙 その消えゆく世界をたどる旅」
1年後のポストクロッシング

ポストクロッシングをはじめてこの1年、やってみて良かったかどうかで言うと、良かった。

初は月に5通のエアメールを送る状態だったのが数ヶ月後には倍の月に10通程度といったぐあいになった。

自分のペースで続けられるので急かされるということもなく、時には送られてきたポストカードの登録が溜まりがちという状況になったりする場合もある。けれども送られてきたポストカードを登録するのに1日の上限というのもあるわけではなく、一気に登録をすることが可能。その登録を処理したあとの爽快感というか達成感というのもそう悪いものでもない。

ポストカードを書くにはペンや切手、机といった道具や環境が必要になるけれど、登録する分には送られてきたポストカードとスマホさえあれば、いつでもどこでもできる。

仕事の休憩時間やお昼休み、バスや電車の移動中の合間といった外出先や、夜、寝る前にということができる。

今どき、メールやチャットでいくらでも無料でかつ一瞬で世界中にメッセージを送信できるこの素晴らしい21世紀のネット社会において、切手代70円(2023/10/01からは100円)、ポストカード100〜200円程度として、単純に1枚平均費用が200円としたら、5通で1,000円も掛かってることになる。

ややもすると、ポストカードとメッセージのやりとりにお金を使うなんてと思いがちになるけど、ポストカード交換サービス全体を含めてみたらと思うと、そう高いものではないのではと思う。

自分から送ったポストカードに相手からとても喜んだというようなメッセージがきたり、逆に自分に送られてきたポストカードがとても素敵で、相手に感謝のメッセージを送るということもあったりする。

そういった見ず知らずとの相手とのやりとりにポストカードを介して楽しめる人にとっては安上がりなのかもしれない。毎回送る相手がランダムなために仲良くなることがしづらいけど、ケンカすることも少ないという不特定多数の要素が組み込まれている点については現代的な感覚とマッチしやすそうなところもある。

絶対に、その力はないだろうけど、こうやって自分がブログ記事を書いたのも、一人でも多くの人がポストクロッシング、エアメール交換というのを体験してみるキッカケになることがあったら嬉しいなと。

日本には世界1位か世界2位かは分からないけど、優秀な郵便システムが確立しており、郵便ポストも街中にたくさん設置してある。

そして何より、普段は販促のチラシやデリバリーピザ屋のチラシ、請求書しか入らないような自分の郵便受けに、それとは無関係な海外のAIR MAILからのポストカードが届くという楽しみがある。

もちろん、自分からも相手にポストカードを送らなければいけないという手間はあるが、文通と違って毎回送る相手はランダムによって変わるために、正直、書く文面は毎回同じでも構わない。むしろそういう人のほうが多いと思う。

単なる無機質な郵便受けであり、かつ日々の単調な生活のなかで、サプライズという彩りを増やしてくれる。

有名な仏教用語に「一切皆苦」という言葉がある。意味は苦しみとは思い通りにならないからで、全てはそうであると。

思い通りにならないとはまさにサプライズであり、けれどもポスクロにおけるサプライズとは苦ではなく楽といった感じだと思う。

ということで、ポスクロを仏教にあやかって四字熟語で表現してみるとしたら「一通皆楽」。サプライズを楽しもう。


P.S. 「2023年10月1日エアメール・ショック」

2023年4月25日に、この記事の下書きを書いてる途中でビッグニユースが飛び込んできた。

国際郵便料金の改定」という、結論を先に書くと、2023年10月1日からエアメールが1通70円から100円になりますよということ。

船便も60円から90円の値上げ。

2022年の4月にポスクロを始めたときに最初に驚いたことは、エアメールが世界中でどこでも1通70円という破格の安さだったということ。

そもそもいつから70円なのかパッと見ですぐに調べてみたら、Wikipediaの「第二種郵便物」のページに「国際郵便はがきは、国際郵便(航空扱い)用のはがき。かつては船便料金で発売されていた。1988年10月の登場以来額面は70円で変わらず[9]」と書いてあった。

35年間一度も値上げしていなかったの!?

70円が明らかに安いということはエアメールを1通も送ったことがない自分でも真っ先に感じたことだった。明らかにインフレ率を考慮してないなと。いつかは値上げするだろうなとは思ってた。しかしもうちょっと前から予告なり刻むような発表はできなかったのかしらと。

1通100円との発表があった。もちろん、この値段でも格安ではあるものの、毎月、50通以上を交換している中程度のヘビーユーザーをケースにすると、月1,500円増になり、年18,000円の負担増になる。今後も値下げすることはないだろうから、それが来年、再来年と継続されると。

外国のユーザー層を見てると、ポスクロを継続している人というのはなんとなく大まかに3つのタイプ別にすることができ、

  • 定年退職した人、とくに元公務員や元教師など、公的機関勤め率などが高し
  • 数カ国も旅行をしたり、毎年、旅行したりなど、海外旅行好きでかつそれなりに所得が高そうな人
  • 読書やガーデニング、ハンドメイトなど活字好きや小物好きなど、冬に北国など在宅率が高めなといった人

日本でも似たような傾向が見られるけれども、日本や中国、台湾、その他のアジア各国の特徴しては、若い女性比率が全体的に高めという傾向が見られる。ここ数年、文具女子、文房具女子というトレンドが人気があったり、やはり手軽にコレクターできるアイテムとしてマステ(マスキングテープ)ブームの影響といったのも無視できないと思う。

あと、消極的な要素として、アジアは非英語圏のために高齢者中心に英語にアレルギーがあるのかなとも思う。

そういった、各国のお国柄の事情といったものがわずかに感じられるのもポストクロッシングの楽しみの一つであるものの、たかだが30円の値上げで一気に若い世代がポスクロを止めたりするということにはならないまでも、少しだけ敷居の高さを上げてしまう要因になるのは否めないなと。それでも、今回の1通70円から100円への値上げは10年ぐらいは維持されてくれたら嬉しいなと。いや5年でもいいかもと。

でも長い目でみた場合、もっと危機感を覚えなければいけないのはエアメール料金の値上げよりも少子化による人口減なんだろうなと。そこまで主語を大きくすると、別にエアメールやポスクロ云々の話のレベルではないという話ではあるけれど。

なにはともあれ、10月まであと4ヶ月分はあるわけで、まずはその期間を楽しんでいこうと。

このブログを検索

プロフィール

1年後のポストクロッシング

海外旅行に行けるようになった 外国人観光客もたくさん来るようになった ロシア・ウクライナ戦争は続いている 個人情報流出は起きなかった 金券ショップを利用するになった エアメールの書き方、レイアウトの移ろい エアメールを送れる国が戻りつつある エアメール封筒を受け取りたい、送...

QooQ