- 米アリゾナ州トゥーソンの銃乱射事件、エジプトとリビアの騒乱、日本の原発事故に9・11テロの首謀者殺害(ビンラディン)と大事件が立て続けに起きたせいで、ABCが不測に時代に備え蓄えていた数百万ドル(1〜9億円)の大半が吹っ飛んだことだ。
- カネの掛かる仕事でもある。資金繰りにくろうする報道機関(本誌もご多分に漏れない)が戦争や災害報道に資金をつぎ込んでも広告収入が増えるわけではない。見過ごされたスクープも数多いことだろう。
- 経費削減は日常茶飯事。現場取材が減る代わりにコメンテーターが訳知り顔で話すことが増え、取材に出ても記者がリポーターとカメラマンの2役を務め、他社からニュースを買ったり引用したりするだけになるだろう。
2011.05.25 [N] 18
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日本人と英語- 今や英語はPCと並ぶ人材の基本スペック。地球上の40億人が使う世界共通語
- 最も多くの聴衆が通訳用ヘッドホンに頼るのは、最も理解しにくい英語を話すのはイギリス人議員だ。世界の英語コミュニケーションの74%を非ネイティブ同士の会話が占める今、ネイティブが英語帝国の特権階級に君臨した時代は終わろうとしている。代わりに世界で急速に存在感を高めているのが、通じればOKという実用本位のシンプル英語。
- 英語圏を含む大半の文化圏では、言葉で明快に説明することが日本よりずっと重視される。情報を性格に伝える責任は話し手にあり、10の情報を伝えたければ10以上の言葉を紡ぐ必要がある。
2011.05.25 [N] 45,49,51-52
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元子役セレブの華麗なる転身
- 双子のオルセン姉妹、メアリー・ケイト・オルセンとアシュリー・オルセン。2人は幼いファンに安っぽいファションを類込み、年商10億ドル(1,000億円)規模のビジネス帝国を築き上げた、だが今の路線はまったく違う。4年前に設立したブランド、"The Row"の予想外の成功に高級ファッションに認められるようになった。
- Tシャツから始まったコレクションは毛皮のジャケットやモヘアのドレスへと進化。今では,1700ドル(1万7千円)もする革のレギンスが飛ぶように売れる。
- 会社の戦略はブランドから商品そのもののアピールへとシフト。トムズ・シューズとコラボした靴を販売し、ショッピングサイト"STYLEMINT"を立ち上げた。
- 「流行よりも商品そのものに集中する姿勢が時代のトレンドに合っていた」
2011.05.25 [N] 57-59
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