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失恋した時にすべきことは、「あの失恋があったから今の自分がある」などと、前向きにとらえることではありません。「あの失恋が、これだけ自分を衰弱させてしまった。もう二度とあんな目に遭わないためには、どうすればいいか?」ということを考え、その方法を学ぶべきなのです。
例えば、自分にとってどうしても苦手な人がいて、嫌な目に遭った時。「嫌な人だったが、あの人のおかげでいろいろ学ぶことができた」と思わないことです。「今の自分には、あのタイプの人は合わない。だから、これからはうまく逃げるようにしよう」ということを学ぶのです。
恋愛でも、「こういう恋愛をすると、自分がこれだけ弱ってしまう」ということを知るようにする。
失恋を前向きに考えようとすると、これからも同じ失恋を繰り返すことになります。失恋やマイナスの経験は、今の自分に合わないことを学ばせてくれますが、それ以上に前向きな意味はありません。
また失恋した時の対象に対して、過剰な恨みを抱くこともありますが、これもお勧めできません。そもそも相性が悪い相手なのですから、恨んだところで解決しません。その対象と、距離を取ればいいことなのです。
例えば雨の日に道で転んだとしても、「いい経験をした」とも思わないし、逆に「雨を許さない!」とも思わないでしょう。こういう時にやるべきことは、「雨の日はあまり歩かないようにする」、または「雨の日に歩くなら、転びにくい靴を選ぶ」ということ。これがメンテナンス術の考え方です。
New Peace
1 件のコメント:
20代男性です。読んで納得いたしました。
自分は相手の方を振って大いに後悔しているバカな奴です(笑)。
相手に遠慮して自分を押し殺していたんですね。でボタンを掛け間違えて言った感じです、次回はもっと前向きに、もいいでしょうが、記事のように次回に繰り返さないことはどうすればよいかというPDCAサイクルでいくのも得策と思いました。仕事なら客観的なのに、恋愛は盲目ですね。これが本当の勉強です!
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