[メモ][まとめ]ICT業界における垂直統合の回帰(モジュール化/オープン化の終焉)は日本企業にとってに追い風になるのか?-その3

土曜日, 7月 02, 2011

抜粋

t f B! P L
その1, その2, その3, その4
  • 製造・販売者が「良い物なんだから、消費者は満足している」と考えるなり思考がプロダクトアウトの思考に成るわけです。「消費者は満足していないはずだ、どこかを変えなくては」と思い続ける事がマーケットイン思考である訳です。
消費者参加とは何かについて

  • マーケティングに関わるには好奇心が旺盛で、自ら行動に移せる人がいいと思います。あとは素直に人の意見も聞くことができることも大切ですね。
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  • これまで建設業界ではプロダクトアウトの志向が強かったのですが、今後は建設業界はもちろんのこと、社会全般がマーケットインにシフトしていかなければならないと思っています。
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  • 「良いものを作れば売れる」というエンジニア志向が強い企業だったんですね。まさにプロダクトアウトの考え方です。エンジニアからは「顧客の声を活かしていたら、他社と同じになってしまう」という声も……。
建設業界にもマーケティングを!変化しながら進化していきたい。 / Front-line Marketers / インタビュー / マーケティングキャンパス
  • 外国車の特徴として、「これが当社の考える最善のクルマである」というプロダクトアウトの志向が強く、そのために消えていった会社もあるが、この過酷な競争を生き残ってきたメーカーは自信をつけつつあるようだ。

TOKYO MOTOR SHOW
  • 魅力ある製品はどのように生まれるのか。携わる人たちがマーケットに目が向いていることはもちろんだが、働く人たちが自分の仕事に誇りが持てているか、所属する企業(ブランド)に誇りが持てているか、お互いの意見を思いっきりぶつけ合うことができる雰囲気があるか、などなど...。人事処遇などの制度もソフト改革であるが、このような部分でも労働組合のマルチネットワーク機能の活用による情報共有や部門間のクロストークフォーラムの実行と経営への提言なども、その役割は大きいと思われる。

電機総研研究報告書シリーズ N0.8 中堅・中小企業の事業再生戦略に関する研究  2005年10月 電機連合 総合研究企画室(電機総研)[PDF]
  • マーケットにインしすぎて、商品が丸くなりすぎたりマニアックになりすぎるとモノは売れない。かといってプロダクトアウトの発想でもピントがズレていたら、売れない。

名古屋の経営コンサルタント レイマック » Blog Archive » 第163号【マーケットを引っ張れ】
  • 多くの会社がユーザーのニーズを取り入れようと競争をすることで、結局差別化できなくなっているということです。いい意味で尖った会社だったのですが、すっかりありふれた会社になりました。
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  • 徹底したポジショニング。これが本質だと思います。
中小企業の新規開拓・営業力強化なら333営業塾
  • マーケット・インが失敗する一つの原因は、薄っぺらなアンケート調査で、欲しくもない製品やサービスについて、出せば売れると判断してしまうことではないかと思った次第です。
心脳マーケティング: NLP The Next Generation やりたいことで自分らしく成幸する方法
  • 最近の食品メーカーは元気がありません。最大の原因がトップのビジネス理念が希薄なためです。現在の食品市場の低迷は、「マーケットイン」の弱体化以上に「プロダクトアウト」の弱体化が原因しています。

第39回 消費者と企業のコミュニケーション・サイクル完結装置 | 食に関するコラム | ライフスケープマーケティング
  • 日本企業は技工貿(技術開発 ⇒ 工場生産 ⇒ 貿易取引販売)、中国はその逆で貿工技だ。
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  • 日系の一般的な企業はまず技術を開発し、その技術を製品化して商品を生産して、消費者に販売するという順番で戦略を考える。他方、数多くの中国地場有力企業は、資本蓄積や技術蓄積が乏しいがゆえに、まず多国籍企業或いは地場先行企業の製品・サービスの代理販売を行う。
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  • 「技工貿モデル」の下では、経営者や技術開発人員、工場生産管理者、販売営業部員は、当該製品の技術に対する理解は深いが、市場サイドへの理解は浅くなりがちである。これに対して、「貿工技モデル」の下では、経営者を始め社員は技術志向よりも市場志向の傾向が強い。
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  • 中国の経営者には、ここぞという時には、びっくりするような設備投資をしたりもしますが、それは「ものづくりへのこだわり」のためではなく、あくまでも素早く多く儲けるためなのです。このあたりの商売人としてのセンスはたいしたものです。
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  • 日本人は、なんとなく職人気質を崇高に、商売人根性を卑しく捉えがちですが、これはおかしな話です。金儲けは二の次でこだわりの逸品に精魂込める職人気質の頑固親父、というのはドラマの題材としては面白いのですが、現実社会の企業としては失格です。
    • 日本の土木技術や建築技術は、世界でもトップクラスであると思っている。海外の五つ星ホテルに泊まっても、建物の収まりなどは日本のホテルの方がはるかにすぐれている。
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    • ところが、フランスや韓国の建設業は輸出産業で、フランスの建設業の売り上げの6割ぐらいは海外で上げているし、韓国も同様である。日本はこれだけ技術が優れているのに、海外で競争すると日本のゼネコンはみんな負けて帰ってくる。勝てるのは日本の紐付きのODAだけ。なぜ、技術が優れていて勝てないかというと、それはマネジメントの問題だということに気づいていただきたい。これは農業も全く同様で、日本の農業技術は世界一だと私は思っている。ところが、農業は壊滅状態。
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    • 日本は資本主義経済であるから、消費者が主役の経済である。生産者が主役ではない。
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    • 日本人の習性で、自分が一番最初にやりたくない、だれかがやってから後ろからついていくという人が多い
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    • 経営者の役割は何かといったら、人を雇うことじゃなくて、企業を時代に合わせて変えていくこと。経営者というのは自分よりも能力の高い人を使って、事業を成功させることが必要である。
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    • 日本の制度の悪いところは、一度会社をつぶすと個人保証の問題などがあるから、もう一度会社を起こす人は7%ぐらいしかいない。アメリカとかヨーロッパは個人保証に制限があるから、いくら保証していても自分の1年分の生活費は残せるといった法律がある。このため、ヨーロッパとかアメリカでは60%近くの人がもう一回会社を起こしている。市場経済がここまで進んでいれば、そういったことも考えるべきではないか。
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    • 日本の一番悪いところは、一度失敗するとみんなそれで終わってしまう。先ほどの話にもあったように、欧米では、事業に失敗してもう一度やり直して成功した人は大変称賛される。日本は一度失敗するとだめな社会。そこに何か手だてが打てればかなり変わってくるのかなと思う。
    • 日本に新しい企業が生まれてこない理由は、いわゆる「ゾンビ企業」といわれる生産性の低い、倒産してもおかしくないような企業を保護しているために、産業の新陳代謝が滞っているということに尽きるのではないかと思います。いずれは何らかの形で整理されるべきだった不良貸出先が、震災により延命され、整理するのがより困難になったという点はあります。

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