アルコール依存症は、薬物依存のひとつである。

日曜日, 11月 06, 2011

アルコール 抜粋

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アルコール依存症は、薬物依存のひとつである。

「高度経済成長によりアルコール消費量がうなぎ昇りに上昇し、さまざまな社会問題をひき起こすことになったこと」

まだ若い頃からその、そういうときは飲むんだって教えられてきたり、そういうことでずっと来ちゃった場合、飲む文化のなかで育っちゃったわけじゃない。

アルコール依存症患者へのサポート: 精神科ソーシャルワーカーへの質的インタビュー調査を通して 高橋智美 A0021051
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/edu/semi/kiroku/02/pictures/taka/takahashi.pdf

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昭和40年(1965年)の成人飲酒人口2,662万人となっているのに比べ、平成11年(1999年)には推計で6,693万人とされ、飲酒人口は34年間で2倍以上に膨れ上がり、それに伴いアルコールによっておこるさまざまな問題も浮き彫りにされている。

我が国におけるアルコール関連問題対策の変遷と課題 田中 和彦 愛知みずほ大学人間科学部人間科学科
http://amc.mizuho-c.ac.jp/hp/image/pdf/kiyo/no01/amckiyo-no01-10.pdf

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アルコールは高カロリーであり、すぐに吸収されるので重要なエネルギー源となる。何か食べるよりも、酒1杯飲むほうが安くすむ。毎日厳しい生活を送っていく中で、酒だけが楽しみという人も多い。暇を持て余したときにすることといえば、酒を飲む以外にない人もいる。

アルコール依存症者はアルコールに対してコントロールがきかなくなったということである。アルコール依存症の回復を目的とするセルフヘルプ・グループのAA(Alcoholics Anonymous) はこの考え方を採用することで、アルコール依存症者を回復へ導くことに成功している。アルコール依存症は発症すれば一生治ることはなく、酒を断っていくしか道はない。少しでもアルコールを口にすると、適量でやめることができなくなるため、治療方針も「節酒」ではなく「断酒」である。

好きで酒を飲んでいる、好きなことをさせてくれと言う。また、その考えを支持する「一般」の人もいる。
しかし、アルコール依存症者はアルコールに対してコントロール不能だということを忘れてはならない。自ら望んで飲んでいるように見えても、それは実は意思とは関係がない。アルコールの影響をなくした上で、自らの生き方を自らの意思でみつけることが重要なのだ。

第6章 野宿から脱した生活保護受給者のアルコールの問題とその支援 大阪市立大学文学部 学部生 伊藤 正輝
http://www.npokama.org/materials/wactivities/ocu_training_2008-08.pdf

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