初めての船旅 / フェリー泊(大洗から苫小牧)前編

月曜日, 10月 10, 2022

フェリー

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前編

  1. 船旅/フェリー泊がしたい
  2. 旅立ちの日
  3. フェリー乗船(大洗フェリーターミナル)
  4. フェリー泊(夕方便)
  5. フェリー下船(苫小牧フェリーターミナル)

    (後編へ)


1/10.船旅/フェリー泊がしたい

・みんな大好き「船旅/フェリー泊」

・東京からフェリー泊ができる場所は
・さんふらわ大洗〜苫小牧
・下調べと旅行の計画が一番楽しい
・それで、いつ行くの?
・それで、着いたらどうするの?
・旅の無計画が計画予定
・旅の準備(その1)
・台風襲来(その1)
・欠航
・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気



今年の春に横須賀・久里浜に行き、久里浜フェリーに乗って『初めての東京湾フェリー日帰り旅行』という東京湾横断フェリーの経験をした。

他にもブログ記事にするほどでもないようなこととして、日帰りの一歩手前というちょっとした感じで川崎大師と西新井大師あたりを散策した。9月に入りまだまだ酷暑でありつつも、これはこれで晴天に恵まれているといことでもあるなと。


で、秋といえばやはり「旅行の秋」。でも、紅葉シーズンにはまだまだ早い。

とはいえ、紅葉シーズンになると行楽客で溢れかえってしまう。

その前までには、宿泊旅行を1回ぐらいはしてみたいなと9月の頭からうっすらと思い始めていた。

日帰り旅行的なのは折をみてできるだろうけど、宿泊旅行というのは、場合によっては今年、最後の可能性もある。

またまた最悪の場合によっては、1,2年間、旅行できなくなってしまうかもという危機感はいまだに脳裏をかすめている。


コロちゃん、パンちゃんだけでなく、自然災害によっても行けなくなったりする可能性も大いにある。

で、9月の三連休じゃないどこか空いてる期間で、まだしたことのない宿泊旅行をしてみたくなった。

そもそも宿泊旅行自体、数えるほどしかしたことがない。

その中で真っ先に思い浮かんだのが「フェリー旅」だった。

フェリー旅、つまり船旅、つまりフェリー泊か。

どれ、みんな大好き「船旅/フェリー泊」をしてみるか。


・みんな大好き「船旅/フェリー泊」
・東京からフェリー泊ができる場所は
・さんふらわ大洗〜苫小牧
・下調べと旅行の計画が一番楽しい
・それで、いつ行くの?
・それで、着いたらどうするの?
・旅の無計画が計画予定
・旅の準備(その1)
・台風襲来(その1)
・欠航
・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

「東京 フェリー旅」とスマホで検索してみる。

そうこの時点では、フェリー泊というのに馴染みがなく、まだ無意識にフェリー旅という表記のほうを使っていた。

それはともかく、少しページをスクロールしてみたら、ちょっと見慣れたリンクがあった。



「格安に(読めない・変換できない)北海道⇔首都圏フェリー旅 - 商船三井フェリー」

北海道行き、そう、北海道的なところに行きたかったのよね。本州を離れてるという点で旅感がグッと増すよねと。

北の大地なら涼しそうだし、海の幸とか好きだし。

それに、フェリー泊という旅行は共感が少なそうだけど、北海道旅行ならそれなりに他の人にも共通認識というか素地が整っているから、旅の思い出を話すときも説明しやすいなと思った。

ちなみに、URLにlpと書いてあって、ネット用語、SEO用語でいうランディングページなんだろうなと。


それはともかく見てみると、ランディングページらしいスカスカなデザインだなと。なんか、大学の卒業旅行をイメージしたような写真だな。

というのはおいといて、ふむふむ、大洗から苫小牧か。

どっちも行ったことない場所だなと。

これは良さげかも。

どれ、ここらへんをもっと詳しく掘り下げみるか。


「さんふらわ 大洗〜苫小牧」

調べた結果、分解すると、

  • まず、船の名前は「さんふらわあ」で「夕方便」「深夜便」の2便があるよと
  • 大洗港から苫小牧港まではフェリーで1泊するよ(夕方便・深夜便ともに)
  • 東京駅から大洗港までは電車、バスで水戸駅、そこからさらにフェリーターミナル行きのバスが出てるよ
     ○マイカー、バイク所有者ならもちろん、直接、来れるよ(手続きとかあるから早めに来てね)
  • 苫小牧フェリーから苫小牧駅 or 札幌まではバスが出てるよ。
     ○マイカー、バイク所有者なら(略)
  • そして、東京駅から札幌駅までのバス・フェリー移動がセットになった「パシフィック・ストーリー」 というのがあってお得だよ(夕方便限定)


 ふむふむなるほど、こっちはフェリー初心者どころかフェリー素人だから、イチから知ることばかりだなと。

しかし、この「パシフィック・ストーリー」9,900円というのはお得だな。でもなんかよく見ると9,900円〜と表記されてるような。見ずらいな。

もし意図的に見づらくしてるとしたら大手の割にはアコギ(阿漕)なやり口だなと。


・みんな大好き「船旅/フェリー泊」
・東京からフェリー泊ができる場所は
・さんふらわ大洗〜苫小牧
・下調べと旅行の計画が一番楽しい
・それで、いつ行くの?
・それで、着いたらどうするの?
・旅の無計画が計画予定
・旅の準備(その1)
・台風襲来(その1)
・欠航
・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

と、ここで、この「さんふらわあ」のページしか見ていないことに気づいた。

一旦、また一歩、振り出しへと立ち返ることにした。

そもそも、さんふらわあって高知とかに行ってなかったっけと。

「さんふらわあ」50年もなぜ続く? もとは客船のブランド名 「さんらいず」「さんせっと」だったかも?〈PR〉 | 乗りものニュース

なるほど、納得。

もう東京〜高知の航路は20年程前に廃止になってたのか。


そして、本土から北海道のフェリー航路は、高速道路の常磐道のインフラなどにより東京湾から出航ではなく大洗港に変更になったことも。

なんとなくフワッと知っていた知識が少しは固まった。何事も愚直に学ぶ姿勢を忘れてはいけないなと。


東京から北海道へクルマ旅の移動手段カーフェリーで行く時間と料金を調査 | 車中泊.com

とりあえず、現時点では、東京(大洗)から北海道のフェリー泊は「商船三井フェリー」の一択となるのか。

それはそれで、選択肢が一つだけというのは分かりやすく悩まなくて済むから良しとするか。

それはそうと、小樽〜新潟という航路があるのか。

太平洋側を経験したら、その流れでついでに日本海側も経験してみたくなるなと。

ちなみに、北海道内における陸路の移動時間は、苫小牧〜札幌は約2時間で、札幌〜小樽は約1時間か。

からの、小樽からは新潟行きのフェリーが出てると。

一旦、リスト化してみるか。

A.船中泊のみ(f.2泊)

  1. 東京(大洗港)〜苫小牧(f.1泊) 
  2. 苫小牧〜札幌 --> 札幌〜小樽
  3. 小樽〜新潟(f.1泊)
  4. 新潟〜東京

B.船中泊と北海道泊(f.2泊 + 1泊)

  1. 東京(大洗港)〜苫小牧(f.1泊)
  2. 苫小牧〜札幌〜小樽(1泊)
  3. 小樽〜新潟(f.1泊)
  4. 新潟〜東京

C.船中泊と新潟泊(f.2泊 + 1泊)

  1. 東京(大洗港)〜苫小牧(f.1泊)
  2. 苫小牧〜札幌 --> 札幌〜小樽
  3. 小樽〜新潟(f.1泊)
  4. 新潟(1泊)
  5. 新潟〜東京

D.その他(無計画)

  1. 東京(大洗港)〜苫小牧(f.1泊)
  2. 苫小牧〜?

この4パターンの組み合わせだよな。

他にも苫小牧東から新潟という航路もあるけど、秋田経由だし時間がかかるのよねと。

この旅の計画を考えてるときが楽しい。

A.は遅延とかがあった場合、乗船手続き的にギリギリというか、ほぼアウトな感じだし。

北海道観光が一切できない日程だよなと。

B.が日程にゆとりがあるし、これかなと。

C.はA.が可能だった場合に新潟でのんびりというパターンだけど、最初のAが無理だしなと。

あと、新潟〜東京の帰路は新幹線一択を予定で、夜遅くまで東京行きがあるから、

新潟まできたらむしろわざわざ1泊する必要性もさしてないよなと。

段々と、日程とルート的なのが固まりつつあるなと。

とりあえず、今回の旅の目的はフェリー泊そのものだから、苫小牧に着いた時点で旅の9割が達成されたとみなす必要最低限の目標達成というのをこの時点で固まった。


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・台風襲来(その1)
・欠航
・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

自分の中で決定済みの混み合う連休は外して、ということで連休前だろうなと。

さんふらわTOPページにあるネット予約の[空席照会]を見てみると、1人分の空きは1週間前を切ってはいるけど空きがあるなというのを確認した。

週間天気予報を見てみる。太平洋側は曇りとかだなと。

この時点で、先に予約チケットの手続きだけ済ましておいてもいいんだけど、一人だし、まだいいやと。

なぜかというと、下調べばっかししてて、旅の荷物の準備を一切してないからと。


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・予約手続き
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荷物の準備がまだなのもそうだし、何より、目的地の苫小牧・北海道に着いたらどうするのかということを全く計画していない。

当初は、フェリーの中でのんびりと計画してみようかなと思ってた。

しかし、この計画には落とし穴があることを知った。

それは、航海中はネット接続が繋がりにくくなるということ。


Wi-Fiは使える?大型フェリー「さんふらわあ」航行中の船内における携帯電話の電波状況を大調査! | カジュアルクルーズ さんふらわあ

これは、さんふらわあブログのページに説明があった。

ちょっと、図の見方が分からないけど、でも半分近くの時間は繋がらなくなるかもと見といたほうがいいかもということか。

それじゃあ、先に下調べしてメモなりスクショなりある程度の決め打ちはしておいたほうが効率いいよなと。

とりあえず、景観地よりも飲食店だろうなと。

これも当初は、苫小牧港に着いたら苫小牧はスルーして札幌に直行という気持ちでいた。

でも、札幌そのものは北海道というくくりだけでなく日本の観光地という枠組みのなかでも今後も行く機会が多い都市だよなと思い始めた。

そして、苫小牧の飲食について調べてみたら、海鮮丼が有名な食堂や飲み屋街的なのがあるのを見つけた。

その中で気になるフレーズを見つけた。

「観光地価格の札幌・小樽よりも苫小牧のほうが安くてうまい」

随分と苫小牧びいきな物言いだなと。でもこれが真理かもしれない。

思いがけず、北海道の真理を見つけてしまったのかもしれないなと。

蛇足で、東京の下町で例えるなら、浅草や門前仲町といった場所は観光地としても素晴らしいし、美味しいお店ももちろんたくさんある。

けれども、そこからほど近い錦糸町や亀戸といった場所も下町感があり、そして美味しいお店があり価格もお手頃になる。かつ、2人,3人とかだったら浅草からタクシーで割り勘して気軽に行ける距離だったりする。そんな感じなのかなと。


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とりあえず、苫小牧の飲食店(飲み屋)に行くという計画を決めただけでも良しとする。

海鮮市場とかあるけど、午後に到着というのもあり、かつ祝日・休日は営業はどうなんだろうという要素が気になってた。

現地に着くまで具体的にどこのお店に行くとかまでは指定しないことにした。

一つだけ、苫小牧にほぼ1軒だけという立ち飲み屋があることを発見し、そこには行ってみたいなと思った。

改めて、今回の旅の目的は「船旅/フェリー泊」であり、そこに十分に楽しめれば、あとはオマケみたいな要素。という感じにしたかったから。

それと、今回の旅は、

「まずは」「とりあえず」「一旦」という副詞を気兼ねなく言える行きあたりばったりな旅がしたいなと。

「せっかく」「わざわざ」「どうせなら」という副詞を気ままな旅がしたいなと。

そのためには、最初から計画をしていなければガッカリすることもないなと。

つまり、行きあたりばったりで気まま、まさに無計画な一人旅という。

実質、放浪と紙一重だよなと。それに近いことをしてみたいなと。


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全体の旅行計画は無計画ではあるものの、一方で、目標達成項目である、フェリー泊での準備はそれなりにしっかりとしておきたいと思った。

仮に準備不足であっても国内旅行だし、フェリー船内には売店もあったりとする。

という、現地調達が可能というのは知ってるけど、快適な旅、それと節約行為とかもできることなら少しはしておきたいなと思った。

とはいえ、宿泊旅行なんか久しぶりだし、かつ、フェリー泊そのものが初めてであるから、何が必要なのかが分からない状態で準備をしてもしょうがない。

そこで、旅Youtuberの動画を見てみたり、ずばりフェリー泊そのものの動画を見たりしてみた。

そこで学習してリスト化したのがこちら。

  • 用途別の化粧ポーチ・透明ポーチとかは整理整頓に必須(100円ショップで買っておく)
  • 衣服は必要最低限で可(必要なら洗濯すること)


  • 船内でのちょっとした移動用にエコバッグないしはトートバッグがあるととても便利
  • 船内にATMはないから現金は事前に用意しておく

で、毎度のことながら、いつも大事なことにいまさらながら気づいた。

これら旅行一式の荷物をまとめるボストンバッグを買っていないことに。

全く気が付かなかった。こういう状況を「灯台下暗し」っていうのかな。フェリーだけに。

蛇足だけど、これは灯台の使用済み切手。

こっちはフェリーの使用済み切手。

別記事にて書いたポスクロ関連で購入したもの。

あと、ふと思ったことがあった。

フェリーの個室プランにはアメニティーが用意されているらしい。

もしかしてこのアメニティーってメルカリとかで売られているんじゃないかなって。

調べてみた。

あった。

買った。

よしこれを持っていくか。

まだ見ぬ乗ったことのないフェリーのアメニティーというのはゲットした。

先に結論を書いておくと、これが何気に役に立った。

とくに荷物に関して気になったことはないかなと。人それぞれ持ち物の優先順位やスタイルは違うしなと。

なにより大事なことは忘れ物をしないようにする、この一点に尽きるかなと。


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・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

フェリー会社を調べて、航路も調べて、日程にも目星をつけたその日に発生してたのよね。台風が。

当然の如く、台風の進路を注視した。

沖縄・九州に向かってから、狙い撃ちのように日本列島を横断というコース。

北に縦断しないのかよ。

つい先日、韓国も大変だったから今回は朝鮮半島ではなく日本列島でも致し方ないと解釈しても、ここまでガッツリと横断するのもなかなかないよなと。

しかも、猛烈な台風という。じゃあ、そうそう進路予測もブレることもないのかなと。

仮に台風が日本海ルートに進んで、仮に関東・東京がときおり雨と風が強い程度の影響であっても、台風が北海道方面に近づけば、それはそれで悪天候はまったなしとなる。

まずいまできることは旅の準備はしつつも、チケット手続きはしないでおこうかと。


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・欠航
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・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

午前11時にサイトにお知らせが出てた。


「欠航」

まあ、当然よね。

次の日、また次の日も欠航と。

そして台風は九州へと接近していた。

しかし、季節も、もうすっかり台風シーズンになったなと。

っていうか、3連休は旅行うんぬんの前に、ちょっとした外出もままらなくなってきたらしいよねと。

そんなに今回の台風はすごいのかと。


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・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

とはいえ、慌てることは何一つない。なにせフェリーの予約もしてないし、荷物の準備もまだ半ばという感じなのだから。

日延べしたからといってフェリー泊への熱が下がるわけでもないしと。

むしろ、さっそく無計画の強みが発揮されて、自分でも驚いてるぐらい。

次の日程の候補としては、金曜日からの3連休の前日の木曜日の夕方便だろうなと。

それに日延べすることによって、料金が変わる(安くなる)らしい。

今回の事例だと、「C期間」になる算段だったのが、台風による日延べで「B期間」が適用される感じ。安くなる分にはありがたい。

っていうか、フェリーの運賃ってこういうふうになってるのか。

宿泊代込みだから、普通にホテル・旅館と同じようなシステムか。

現時点では、水曜日までは欠航が確定してて、その次の木曜日のネット予約などではいちおう空きがある状態と表示がなってる。

当然、いまこの場で予約手続きをしてもいいのだが、無計画信念というか、とりあえず週明けまでまた様子を見ることとした。


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・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

台風が関東に一番、近づいてきた日曜日の東京の天気は降ったり止んだりの繰り返しで、その頻度が普通じゃなかった。

「女心と秋の空」というジェンダー非推奨用語のレベルじゃなく、一瞬で降って、一瞬で止む。それを夕方まで何度も何度も。

さすがこういう天気は過去に数回あったかなかったかで、ほぼほぼ初めと言っていい。

月曜日は丸々、準備に費やした。100円ショップをハシゴしてみたりとか。

でも、真っ先に取り組んだのがボストンバッグの購入。

前々日までホームセンターかアウトドアショップの実店舗で探すか、Amazonで購入するかを迷っていたのだが、そこに第三勢力が登場してきた。

とくに期待せずに惰性で、Youtubeの検索欄に「ボストンバッグ 格安」と入力してみたらすぐに出てきた。

ワークマンのボストンバッグか。

値段がなんと980円(税込)。

毎日、ワークマンの靴下を愛用している身であるにも関わらず、これは盲点だったな。

いや、このサイズというかバッグが1,000円切ってるのは、この物価高上昇中のいまにおいてはお一つ買ってみる価値は十分にあるだろうと。

ちょっと余談で、グーグルで[東京 フェリー]とかで検索すると、PC,スマホページ問わずに、ページをスクロールすると、動画(Youtube)のサムネイルとかもまとめて表示される仕様になって久しいなと。

でも先の[ボストンバッグ 格安]とかのワードでは、サムネイル動画は表示されなかった。

それで、ホームセンターに行こうか、Amazonで買おうかというアクションになったという流れだった。

いまいち、表示・非表示の基準がよく分からないよねと。多分、再生数とかの絡みなんだろうけど。

それはそうと、さっそくワークマンへと行った


ワークマンのボストンバッグ、980円(税込)やはり安いな。

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・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

火曜日になり予約手続きをすることにした。

「パシフィックストーリー」は電話受付のみということなので電話した。

電話越しに、

  • 「プラン名と希望日」
  • 「名前(フリガナのみ)」
  • 「住所(市区町村のみ)」
  • 「連絡先(携帯電話)」

を訊かれた。

からの、

  • 「予約番号」
  • 「確認番号(アクセスキー)」

を伝えられた。

これで、予約受け付けは完了した。

拍子抜けするぐらい簡単だった。

多分これは「徒歩」だからというのもあるんだろうなと。

「バイク」「車」持ち込みの場合はさらにもう一手続きあるのかもしれない。

あとここで分かったことは、支払いについては当日までに東京駅のバスターミナルの受付窓口にてでの支払いで良いとのこと。

当日まででいいのか。そこは新幹線とかと同じだなと。

ちなみに、東京駅の窓口で支払う金額は11,000円(税込み)。

あとここで「ツーリスト」から「コンフォート」への変更を希望していて、それを伝えたら、その差額分の支払いは東京駅ではなくそこからさらに先の現地の大洗フェリーターミナルでの窓口支払いということを伝えられた。

座席というか部屋番号の指定などは訊かれなかったし、1人分ではネットでも選べる感じではなさそうだった。

ただ、2人とか4人とかグループでの予約受け付けは、普通に連番(隣り合わせ)とかにはしてくれるんだろうな的な感じはありそうだった。

あと、出航2日前ということも相まって、ほぼほぼ埋まっている感じの様子だったと妄想した。

ともあれ、これで予約手続きも完了した。


・みんな大好き「船旅/フェリー泊」
・東京からフェリー泊ができる場所は
・さんふらわ大洗〜苫小牧
・下調べと旅行の計画が一番楽しい
・それで、いつ行くの?
・それで、着いたらどうするの?
・旅の無計画が計画予定
・旅の準備(その1)
・台風襲来(その1)
・欠航
・余裕の日延べ
・旅の準備(その2)
・予約手続き
・不穏な空気

日延べからのフェリー予約の手続きも完了した次の日の朝。つまり出発前日。ヤツがまた誕生した。


「熱帯低気圧」発生場所は定番の関東の下、太平洋、小笠原諸島の南の海上。

これ台風になるな。っていうか、熱帯低気圧でも波の高さによってはフェリーって欠航になるよな。

って、思い始めてみたら、すぐ調べてみる。

なるほど、勉強になった。

ヤフー知恵袋やTwitterを盲信するつもりはないが、少なくとも素人判断よりかはアテにはなるだろうなと。

っていうか、ベッドに寝ながらパンか。

旅の苦労話・笑い話としては経験してみたいようなしてみたくないような。

欠航のお知らせは出ていないし、昨日の今日の手続きでまたキャンセルするのは手間だし、タイミング的には、台風よりもこっちのフェリーのほうが先に出航するかたちにはなるし、進路も北上するわけでないから、目的地側の北海道も問題なしと。まずは続行か。

雨雲で航海中の晴れ間が見えなくなるのは、かなりガッカリポイントではあるけれど、ここを逃すとまた連休明けの日程へとなってしまう。

かつ、先週の台風同様に近所をウロウロしているだけの3連休になってしまう。

とりあえず、ひきこもるなら自宅ではなくフェリーの中のほうが面白そうだしなと。

 

2/10.旅立ちの日

・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着

普通に、朝、起きた。

フェリーに乗るのは夕方だし、その前の水戸駅行きのバスに乗るのも午後2時。

要するに午前中の時間が余ってる。この宿泊旅行で午前中が余裕というのは初めてだな。

ということは、仕事で午後の半休取得が可能な人だったら、この夕方便のフェリー旅とかオススメかもしれないなと。

とはいえ、何事も早めの出発に間違いはないわけで、昼には東京駅に着いてることにしよう。

いちおう、持ち物チェックは前日にしておいたから、いま悩んでることは、Tシャツをもう1枚もっていくかどうかということ。

なんとかギリ入りそうだから、入れておくか。

あとはもう入れる荷物はなし。

ワークマンで買ったボストンバッグ内もギチギチになった。


最後に部屋を出る前に、今回、旅の相棒となるボストンバッグをスマホに撮っておく。

これは、今回調べたYoutube動画で知ったライフハック。

万が一、紛失した際にバッグの写真があると発見がスムーズという。たしかにそうだよなと。いままでしてこなかったな。

ちょっとした小旅行とかでも、見知らぬ土地に行く前には手持ちのバッグをスマホで撮っておくか。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着

時間もあることなので、東京駅で降りる前に一つ下った有楽町駅に向かう。

有楽町に向かった理由がこれ。


北海道のアンテナショップがある。

ここで、乾き物的なのを一つ二つと買ってみた。

こういうフライング的なのをどうしてみしてみたくなるのよねと。

あと、今回は観光地巡りをするわけではないから意外と土産物屋とかは寄らないだろうなと。

まだ時間はあるので、有楽町駅から東京駅まで歩くことにした。


銀座わしたショップ本店 - 沖縄県物産公社(わしたショップ)

大通りに出ると、向かい側には沖縄のアンテナショップもあり、ここで南国的な酒の肴などを買って北海道行きのフェリーに乗り込んでみるのもを、エセ日本一周感を醸し出されベテラン旅人っぽくていいのかもしれないなと、ふと思った。

有楽町駅から東京駅までは通常ならなんてことない距離なのだが、デカいボストンバッグを背負いながらの徒歩は疲れた。

こういうことがある度に、キャスター付きケースのほうが便利だなと、一瞬、思う。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着


「東京駅八重洲南口 JR 高速バスターミナル バスのりば」東京駅バスターミナルに付いた。

建物内に入り窓口の受付の人に「大洗フェリー行きの/パシフィック・ストーリーを希望」と伝える。

次に「予約番号」「確認番号(アクセスキー)」を伝えようとしたら、「それはフェリー乗り場で必要で、ここでは必要ない」と言われた。

「本日の夕方便で宜しいですか?」と訊かれたのでハイと。

で、いつ名前とか訊かれるのと待っていても一向に訊かれない。

ちょっと、1,2分ほど待つ程度して、「料金は11,000円です」と言われた。

料金を支払うと同時に、四つ折りにミシン目が入った紙を渡された。これが今回の切符ということになるらしい。

受付の人が利用方法を簡潔に説明してくれて、

まずは一番左下が東京駅〜水戸駅までの高速バス「高速みと」の切符となり、右下が水戸駅から大洗フェリーターミナルまでのバスの切符となる。

その上がフェリーの切符、苫小牧フェリーターミナルから札幌駅の切符、札幌からウトロと印字されてるのは別のオプション切符で利用必須なわけではないと。

(その場で写真を撮るのを忘れてて、水戸駅に着いてから写真を撮った。なので、一番左下はもぎられてる状態)

「バスは14時ですよね」と確認がてら尋ねると、

「本日の乗船手続きに間に合う便はそうですけど、もう乗れますよ」と。返事が返ってきた。

「あっ、そうなんですか!?」

「1時間おきにバスは出ていますので早めに向かうことか可能です」

ふーん、それは初耳だなと。

ということで、チケットを受け取った。

ということで、待合所のお手洗いに行って、自販機で飲み物を買って、バスの停留所というか待機列に一番乗りした。


あと30分でくるのか。30分ぐらいだったら待てるなと。

なにせこのあと2時間座りっぱなしになるわけだし。

ちなみに、通常運賃(片道運賃表)はこれ。

待ち時間の間に、プランをよく見返してみると、

別に高速バスの時間帯指定については書かれていないなと。

現地へと前乗りしてくれる分まで制限する必要性もないよな。前泊とかもできるプランなわけだしと。

あくまでもフェリーが夕方便限定というだけであって、高速バス自体の便にまで縛りがあるんだろうなとかはこっちが勝手に思い込んでいただけだったなと。

というか、高速道路の渋滞とかそういうフェリーに着くまでのその他もろもろの遅延なども含めて、乗船手続き時間と出航時間に開きがあったりするのかもしれないと思った。

ということで、高速バスがきた。

ボストンバッグやスーツケースといった大型の荷物は、バス車両の下部にある専用空間(トランクルーム)に保管することになる。

ちょっとした手荷物やリュックサック程度はバス車両内に持ち込み可と。

一番奥にお手洗いがあるらしいけど、最後まで使わなった。乗客で一人だけ利用してたと思う。



とりあえず、ガラガラ。快適。

初めての経路手段なため、やや気を張り詰めていたのも、ひとまずは落ち着くことができる。

とりあえず、座席のところに電源タップがある。

どれ、スマホでも充電するかと思い手荷物バッグの中をあさってみたが充電類一式をいれたケースがない。

これはまさに絵に描いたような「クールポコ状態」

バスのトランクルームに預けたボストンバッグのほうに充電類一式のケースがあることに一瞬で悟った。

でも、スマホのバッテリー自体は足りることは足りる。

そして気づけば、フト、外をみると高速バスはガッツリと首都高にも乗っていた。

車窓を見ると、浅草・隅田川の水上バスが見えてきた。


少し進むと、小型クルーザーとかも見えた。

さっそく、1つ目の旅の失敗・反省点が出現してきたなと。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着

首都高で一瞬、渋滞があったものの、定刻通りに水戸駅に到着。

運転手さんに高速バス分の切符をもぎ取られてバスから降車した。

トランクルームは空いており、自分で取り出す。

とりあえず、上のコンコースがメイン通路かもしれないから上に上がってみるか。

上にあがると、水戸駅の入り口が見えた。

たしかちょっと前にツイッターで見た情報でここらへんにあれがあるらしいと、

納豆の銅像(水戸駅南口)

で、改札ホームのほうへと向かう。

さすが、ターミナル駅だけあって、平日の午後でも人がたくさんいる。

とりあえず、フェリー行きのバス停があるほうの北口に向かってみるか。

バスターミナルは南口と同じで下(地上)にあるのか。

ちょっとちらっと見ると下にはスーパーが入ってるのか。


目的のバス番号の時刻表を見る。

えーと、大洗フェリーターミナル経由は夕方に一歩だけか。

あと2時間足らずあるのか。

あー、これって、東京駅から早めの便のバスに乗っても、結局はここがボトルネックになって早くフェリーターミナルに着けるわけではないのか。(バスの本数に関してはこの2年間のコロナ禍等々でより一層の減便していた影響なのかもしれないが、もとから少なめではあるだろうなと)

なるほど、なんとなくフェリーターミナルが近づくにつれて見えつつあるものを感じるようになった。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着

昼の時間のバスに乗ったため昼食を取り忘れていたので、どこか腹ごしらえとして目に入ってたのが、「はなまるうどん」

今日は木曜日だけど、カレーセットにする。

食べ終わったら、またコンコースの上へ上がり、反対の南口へと向かう。

ここにコインロッカーがあるので、ここで重いボストンバッグを預けて身軽になる。

それからしたことは、100円ショップが入ってるので見たがとくにこれといって買わずに、

また北口の地上に行き、スーパーを散策。

果物を購入。


パック寿司も購入。

どれも美味しそう。値段は東京とさして変わらないけど、ネタに厚みがある。

いろいろと買いたくなるけど、ここはアジ一択だけにしておく。

っていうか、東京であれこれとか買っておかなくても、ここで事足りるなと。

時間は、あと40分も残ってる。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着


もうバス停で待っていよう。ちょうど座るスペースが空いていた。




・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着

目的のフェリーターミナル経由のバスがきた。

その15分前ぐらいから、気づけばスーツケースをもった人がいくつか並んでいたことに薄々気付きはじめていた。

今度はトランクルームには積まないのか、っていうか普通のバスだよなと。そして普通の地元の乗客も乗っている。

バスの真ん中から乗るかたちで、「フェリー行きのかたも整理券を取ってください」と言われた。

バスに乗車すると、それからしばらくは各停留所に止まりながら進んでいった。

帰宅時間ということも関係しているのか、バスの乗車時間は30分前後だった。

その間、立ちっぱなしだったということもあり、少し疲労が出てきた。


・朝というか午前中
・まずはとにかく東京駅バスターミナル(ついでに有楽町にも)
・高速バス
・水戸駅到着
・何もすることがない
・バスがきた(その1)
・大洗フェリーターミナル到着


大洗フェリーターミナルに到着した。あたりはすっかり暗くなっていた。

ここで同じく降りた人は10数名ぐらいだろうか、皆、同じようにフェリーターミナルの入口ドアへと吸い込まれていく。

入り口を入ると、目の前の奥で検温チェックの担当者いて、そこで検温をしてる。

そして何か乗船のご案内と裏面がフェリーまでの案内図みたいな紙を渡された。

で、左手側の窓口に行って、乗船手続きとなる。


3/10.フェリー乗船(大洗フェリーターミナル)

・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

ちょっと待った。

そんなに複雑怪奇な説明はしてなさそうに見えるのだが、それでも1人あたり3分前後の手続きだとして、自分の前に5人間隔でいたら、それだけで15分待ちよねと。

自分の番になった。

ここでようやく、そう、ようやく、「予約番号」「確認番号(アクセスキー)」を伝える時がきた。

そして、電話受付のときに伝えていた情報の確認となり、「名前」を伝えて、「コンフォートへの変更」も同意確認。

ここで、差額分の3,000円を支払った。


ここでもらったのがこのカード。

いわゆる、新幹線のチケットにあたるようなものと。

で、「もうフェリーには乗船できますので、そのまま2階へお進みください」と言われた。

2階に上がると、苫小牧行きの表記が書かれている通路を渡っていく。

多分、ボーディングブリッジの入り口か途中あたりでガンタイプの検温計を持ったおじさんがいた。

ここでも検温チェックするのか、と思って手首を返そうとすると、そうではなく、

さっき受け取った乗船券のバーコードを読み取るものだった。

ここで読み取るのねと。

また少し歩いてエレベーターを上がると、あら不思議、今回の旅のメインであるフェリー内へと乗船していた。


これね、分かんないね。

別になんてことのない、ほんのちょっとした感覚にしか過ぎないんだけど、ムダに説明してみる。

今までは、地上の建物から乗り物に乗車するということは、例えばここまで来る間に電車とバスを利用したけど、これに飛行機なども含めていいけど、これら3つの乗り物に共通した空間認識がある。

それは、乗り物の中に入ったら空間が狭くなるということ。

でも、フェリー泊によるフェリーは違う。空間が狭くならない。

まず、当たり前のこととして、船の形に沿って縦長のために奥行きがあり、それがより広さを感じる。

っていうか、さっきまで手続きでいたフェリーターミナルの休憩スペースと同等の広さがありそうだと思った。

これは1つ階段を上がった6階。

こういう通路を進んだ奥の部屋というか空間のほうが広くなる感覚というのは、身近な例だと、劇場や映画館のスクリーンといった感じに少し似てる。

そして、乗り物内なのに通路というか廊下の幅が広い。

人とすれ違うときに身を少しよじらせる必要がない。

通常のコインロッカーだけでなく冷蔵タイプのコインロッカーもあった。

さて、フェリー泊が始まろうとしている。


・乗船手続き
・寝床確認

・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

色々とフェリーを探索するよりも真っ先にすることは寝床の確認と荷物置き。


これの区画割りの呼び名はなんていうのかな? ブロック? エリア? グループ?

正解はキャビン(船室)。乗車カードに記載してあった。

で、本日の寝床。

カーテン式で完全に遮光になるわけではないと。

個人的には完全暗闇派だけど、十分に寝れる暗さ。

ベッドは固め。シーツはキレイ。使い捨てスリッパがある。

何気にTV画面はサイズが大きい。でも見ることはないだろうな。


からの荷物の降ろし。

さてと、一人船舶ツアーの始まりかな。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)

・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

ちなみに、手ぶらではなくお風呂セットを入れたトートバッグを持参する。

まずは、お手洗い。乗船後、誰もまだ使う前の無人の内にすぐに写真を撮った。

都内のオフィスビルのお手洗いよりも確実にキレイ。

そして、デッキ。日没後であり完全に空と海が雨雲色と化している。

そして、風もとても強く冷たい。

夕方便に関しては、18時半前後に乗船というケースの場合、日の入り(日没)前の夕焼けを見たい場合は、


この昨年の大洗の日の出/日の入りリストによると、6,7,8月あたりなら見れるかもと。夏休みとかよねと。

一方で、その分、日の出も早くなるので、日の出をみたい場合は午前4時起きとかで、ちょっと起きるのが大変な時間かもという要素があると。なるほどね。

それで、船上のデッキ散策はできないから、船内をまた軽く散策してみようと。

レストランは上の階か。上の階もイスや小さめの丸テーブルなど休憩スペースが多々あると。

意外と船内での散策要素は少なめだな。やはり基本はイスに座って窓から海を眺めるというのが主流なんだろうなと。

とはいえ、フェリー乗船後に何人かがすぐ言ってたけど、日没後のために「暗くて何も見えない」と。

いわゆる、隅田川の夜の屋形船みたいな、出航してしばらくは夜景を眺めるという状態ではない。大洗港を発ったら窓の向こうに見えるのは夜の太平洋。日が沈んだあとの海は青い海ではなく黒い海と変化する。

それもまた深淵みがあっていいのかもしれないなと。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂

・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

軽く船内の散策もすまして、早めに風呂、浴場に向かうことにする。

この流れは事前に一人旅フェリー泊経験者の意見を参考にした。

というのも、乗船してから少しダラダラとしていると、レストランが開く時間が近づいてきて、おっと、食事の前に風呂に入らないと、という行動パターンの人が増えたり。

それか、食後にお風呂に入る人、ちょっと仮眠しつつその後にお風呂に入る人、そして寝る前に入ると人と夜遅くまで何気に混むやすいというので、乗船後、真っ先に利用するのが安牌というのを参考にすることにした。


海の景色が期待できなくなった分、いま期待値が上昇中なのがこの浴場。

脱衣場、浴場ともにキレイで、大きめの湯船が二つある。


本当に、公式サイトにある通りの内装の浴場。

湯船が混み合うといったこともなく快適。

一つ気になったのは、フェリーに乗船してからそんなに時間は経ってないはずなのに、明らかに先行している人が多くいたこと。

っていうか、風呂上がりの人とかいた。

ここでようやくというか今更ながらピンときた。バイク・車の人は先に乗船してたのねと。そして入り口も別だったのは当然よねと。

っていうか、バイクでそのままフェリーに乗船する動画とか見てたよね。というのを思い出した。

浴室の感想は、至福のひとこと。

もちろん、船の上での入浴というのは初体験。

また朝にはオープンするので、朝風呂を浴びようと決意した。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事

・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

トートバッグの中身をお風呂グッズから夕食グッズに変えるために、一旦、ベッドのある部屋まで帰室。

夕方便でレストラン利用しない理由も経験者の意見を参考にした。

レストラン利用は必須ではないと。

食の細い人や節約の人はカップラーメンで済ましている人もいると。

当初は利用する気でいたのだが、一人だし、水戸駅で夕食を買えたということもあり、夕食のレストランは利用しないことにした。

代わりに、明日の朝食分は用意してないので、朝食は利用することとした。

もちろん、夕食・朝食の両方、利用する人用のお得なチケットがあるのは知っていたけど、そこまではいいやと。

こっちにはワインがあるから、今夜はこれだなと。

このために、100円ショップに行って、アクリル素材の落としても割れないワイングラスを買って持ってきた。

揺れが心配だったけど、そこは大丈夫の理由があった。

18時半にフェリーに乗船して、

19時前後に入浴を済まして、

19時半前のいま、そうまだ出航していない。

出航は19時半から。

ちなみに、お酒の持ち込みもなんとなく禁止されてるんだろうなと勝手に思っていた。

さんふらわあのページを見ていたら、ちゃんと「船内に持ち込めないないもの」としてイラスト書きがあった。


酒類(1L以内)、持ち込み可なのか。

ふむ、となると普段さして飲まないワインにするか。

そして次回があるとしたらラム酒にしてみるか。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した

・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

船はいつかは港を離れて出航するときがくる。

多分、それがさっきだと思う。

船体が揺れた感じがするし、なんかどことなくモーター音というか振動音的な感じがするようなしないような。

やはり、窓の外が暗いし離岸中というのはゆっくりしているし分かりづらいよね。

のんびりと夕食を食べ終わって、デッキへと出てみた。

風が強い。誰もデッキへ出ていない。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

気持ち的にはとても移動中の乗り物に乗っているとは思えないぐらいダラダラとしているのだが、それでもスキマ時間ができてしまう。

それも30分単位的な時間が。


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・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

とここで思ったことは、船の中ですることリストというか持ち物は用意していたが、時間配分というかスケジュール立てしていなかったことに気づいた。

ミニノートとペンは持っているから、ちょっとリスト化でもしてみようかなと思案した。

しかし手が動かない。


・乗船手続き
・寝床確認
・さてさて、一人船舶ツアー(夕方便)
・まずは風呂
・風呂からの食事
・出航した
・食事からのさてなにしよう
・乗船中スケジュールの作成
・もしかして、船酔い

ところが、そうは問屋がおろさず、少し気分がすぐれなくなって気がした。というかしてる。

理由は二つあるとにらんだ。

第一の理由は、ワインの小瓶を早々に開けてしまったことだろうと。

第二の理由は、船が揺れ始めてくるようになったこと。

揺れとしては比較的落ち着いてるほうではあるが、当然の如く、これから苫小牧に到着するまでずっと揺れが続くことなる。

そして身体がまだ船揺れになれてないタイミングでもある。

完全に船酔いになる前になにか対策を取らなければ。


4/10.フェリー泊(夕方便)

・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

食後から2〜3時間ほどは経ってきただろうし、ここいらでベッドに戻って少し仮眠(1回目)するか。

客室内はみな礼儀正しく静かというか、半数ぐらいはもう寝てるんじゃないか?というぐらいの静けさだった。

ベッドの上で横になると、より一層の船の揺れというのが身体全体で感じられる。

やはり、天候と風からか、ちょっと揺れは普段よりはあるよなと思いながらも一休みすることにした。

日付が変わって夜もすっかりと更けた、午前0時頃に目が覚めた。

お手洗いに行って、フロアを見てみると、ソファー席に1人と、その近く2人と、計3人しかいなかった。

これはこれで、寝室エリアよりも閑静な状態だなと。

ちょっと、夜なべがてらに準備してきたエアメール(ポストカード)作成でもすることにした。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

をするか。

とりあえず、このあとはまた仮眠(2回目)というか就寝。

朝、起きたら朝風呂からの朝食バイキングという流れは確定している。

問題はその間なり、その後だなと。

ダラダラとスマホでも見てるのかなと。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

ふと、スマホでウェブサイトを見ようとしてみたがネットが繋がらない。

船内Wi-Fiにしても繋がらない。

フェリー乗船してから2〜3時間程は、やや接続が遅いかなと感じることはあってもサイトやSNSは問題なく表示されていた。

しかし、それを過ぎると、ネット接続はできなくなった。

フェリー乗船前は、一時的には圏外になったりするだろうけど、所々で3G接続スピードぐらいで繋がったりするんだろうなと思っていた。

けれども、ほぼ繋がらないとみたほうがいいなと。

接続が不安定な最大の理由は陸地からの距離と雨雲なんだろうけど、他にも、いまのスマホによる接続はデータ通信(常時接続)であって、ガラケー時代のようなダイヤルアップ的なパケット通信ではないから、ダラダラと時間をかければいつかは表示されるというものはないんだろうなとかも影響してるのかなと。

一定の時間になったらタイムアウトでセッション切れになる仕様が主流だから、より繋がりにくさが印象に残るなと思った。

ふーむ、となると残りの時間はオフライン行為に徹したほうがいいのか。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

サクッとあれこれ考えるのにも飽きてきたから、また朝まで寝るためにベッドへと戻った。

で、寝た。

で、起きた。

時刻は午前5時ぐらい。

早いっちゃ早いけど、頭はスッキリしてる。

もちろん、船舶内で船の揺れを感じながらの目覚めるというのも初体験。

朝いちで、フェリー泊してるなと気づかせてくれるのはフェリー泊ならではだなと。


とりあえず、夜中に中断していたポストカード書きをする。

そうこうしてると心なしか窓の向こうが明るくなってきた気がした。


デッキへと出てみる。

小雨がチラついており、風も強いけど、それでも他に一人だけデッキに出ている人がいた。

さらに時間が経つと、雨雲ながらも空と海の色に明るさがでてきた。

で、ボーッとして、午前6時30分の朝風呂の時間がきた。

朝一番からそれなりに人が浴室へと入ってくるが、夕方の時よりは人は少なめ。

至福のひととき。

雨雲ではあるものの、夕方の時よりは明るさはあり、浴室の大きな窓からは波立つ海の景色を見ることができた。

入浴グッズを仕舞うためにベッドに戻り、スマホの充電がてら横になる。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

「朝食の準備ができました」というアナウンスが流れた。

向かってみると、もう行列ができていた。

ほとんどの人は夕・朝のチケットを事前に購入済みなため、自分はチケットを最初に食券機でチケットを買ってから並んだ。

メニューは和・洋とバランスよくある。目を引いたのは明太子かなと。これがイクラだったなら尚良しだったのだけれども。

朝カレーを食べたくなるよねと。

個人的に美味しくてお代わりをしたのは、コーンスープとチーズソーセージだった。

朝食派の人からしてみたら、夕食はレストラン利用せずにこの朝食バイキングでお腹いっぱい食べるという作戦もありかもしれない。

苫小牧に着くのは午後2時だから、仮に昼食分まで食べてしまうか的な感じにしても、それまでの間はイスにでも持たれかけて消化に努めるというこもできるなと。

ただ、食べすぎは船酔いの元になりやすいのは忘れずにと。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

この朝食後からお昼、お昼からの苫小牧到着までの時間が一番ヒマだった。

周りを見渡してみてもそんな感じだった。

なんとかネット接続を試みようと躍起になっている人、ひたすら北海道の地図を見ている人、起きたら起きたで軽い船酔いが始まった人、もしくは続いてる人。もうフェリー的な会話もすることがなくなってしまった二人組などなど。

さて自分はというと、

  • 朝食後にボーッとする
  • 仮眠(3回目)
  • 朝風呂(2回目)
  • 仮眠(4回目)
  • 下船1時間前に身支度

という行動パターンをした。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

船酔い気味になったときは、乗り物酔いになりやすい自分にとっては少し不安になったが、



外というかデッキに出て、冷たく強風の海風にあたることができるし、ベッドで横になることもできるし、昼頃に軽食と、そこまで不安感が強まることはなかった。

そして、フェリー内では陸から離れるしたがってネットが繋がりにくくなるというのも、思ってた以上に繋がりにくく、そして時間も長かったが、さして悔いはなかった。

総じて、フェリーで寝て起きてができただけで満足。


・慌てることはない
・乗船中タスクの見直しとリスケ
・ネットが繋がらない
・とりあえず寝る
・朝食バイキングだ
・暇つぶしを見つけろ
・もう悔いはない
・下船準備

フェリーが接岸し、止まった。

窓の向こうの景色には苫小牧フェリーターミナルの光景が広がっている。

そしてどこからとこもなく、皆、デカいバッグやバイクのヘルメットを持った人たちが増えていく。

下船する時間がきた。


5/10.フェリー下船(苫小牧フェリーターミナル)

・下船手続き
・ボーディングブリッジという名のデスロード
・ここが苫小牧か
・バスに乗る
・苫小牧駅で途中下車

到着時刻の30分前ぐらいから、担当の人が乗船カードを見してくださいと回るようになっていた。バーコードをピッとするらしい。

これであとは、もう港には到着しているから、ボーディングブリッジなりの設置と安全確認が取れ次第、フェリーから下船することが可能なのか。

ここで、徒歩の人と、バイク・フェリーの人と列が二つに分かれることになった。

港に到着して出口への列に並んでから、結構、待った。体感的には15分くらいかな。

順番がきた、これで1泊したフェリーを出ることになる。

一晩だけだったが、13時間という滞在時間はそこらへんのホテルよりも長く、けれどもフェリーそのものに不満がなかった。

ありがとう、フェリー。


・下船手続き
・ボーディングブリッジという名のデスロード
・ここが苫小牧か
・バスに乗る
・苫小牧駅で途中下車

フェリーにそのものに感謝をしつつも、その20秒後にはまた新たな試練が待ち受けていた。


ボーディングブリッジ内をひたすら歩くという。多分、500メートル以上は距離はあったんじゃないかな。

そもそも、大洗フェリーターミナルのときはそこまで歩かなかったので、てっきり同じくらいのものかと思っていたら、歩く歩く。


他のフェリーとかも停泊していた。

これは苫小牧フェリーターミナルのほうが規模が大きいとかなんとかなんだろうなと。

多分、有楽町駅から東京駅までと同じくらい距離があったといっても過言ではない。

とにかく、この瞬間だけボストンバッグからキャスター付きのスーツケースに変身しないかなと20回ぐらい思ったなと。

それかキャリーカートをレンタル的なのがあったら、1回300円程度なら少なくとも苫小牧フェリーターミナルに関しては利用するなと思った。

・下船手続き
・ボーディングブリッジという名のデスロード
・ここが苫小牧か
・バスに乗る
・苫小牧駅で途中下車



さて、人生初めての苫小牧フェリーターミナルへと到着した。天気は雨。

とりあえず、同じく徒歩できた人との流れに沿って、そのまますぐ建物の出口に出て高速バスのほうへと向かう。人数は20人以上はいただろうかと。結構いるなと。


・下船手続き
・ボーディングブリッジという名のデスロード
・ここが苫小牧か
・バスに乗る
・苫小牧駅で途中下車

札幌行きの高速バスとなるのだが、苫小牧駅にも停車をしてくれる。

大きな荷物はボストンバッグに運転手さんが詰めてくれるのだが、ここで「苫小牧駅で降ります」というと手前側に荷物を置いてくれる。

バス内はギュウギュウ。もしくは寿司詰め状態。と言ったところか。

とはいえ、15分程で雨の降りしきる苫小牧駅に到着した。


・下船手続き
・ボーディングブリッジという名のデスロード
・ここが苫小牧か
・バスに乗る
・苫小牧駅で途中下車


5,6人程度は同じく降りる人がいたかなと。

トランクルームから荷物の取り出しはセルフ。

これさ、万が一同じ偶然にもデザイン・柄のバッグだった場合、間違いにすぐに気付きにくいよねと。

そのため、トラベルタグとか目立つようにする人がいるのかと。

とりあえず、苫小牧駅に着いた。

今日の行動時間が限られつつあるけど、まずは第一歩、到着と。


そして、前編以上に波乱万丈な

(後編に続く)


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海外旅行に行けるようになった 外国人観光客もたくさん来るようになった ロシア・ウクライナ戦争は続いている 個人情報流出は起きなかった 金券ショップを利用するになった エアメールの書き方、レイアウトの移ろい エアメールを送れる国が戻りつつある エアメール封筒を受け取りたい、送...

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