行動を修正するために、叱責を多くすると、本人は自信を失い、二次障害を起こしてしまう恐れもあります。
小さな「できた」をすぐに褒めることが大切です。「そのくらい当たり前」という考えや、他の子供との比較は避け、本人の変化を評価します。
「やさしい」は、抽象的ですが、「友だちに鉛筆を貸してあげる」ならば具体的な「行動」です。
よい行動に肯定的な注目(褒める・気付く・感謝する・励ます)を与えて積み重ねると、相対的に困った行動が減っていきます。
指示する内容はCCS (Clear=明瞭に Concrete=具体的に Short=短く)となるように伝えます。
指示する方法はCCQ (Calm=穏やかに Close=近づいて Quiet=静かに)を守って行います。
また、指示の後、即時の変化は期待しないで、子供自身が整理し、理解し、行動に移す準備をするまで、少しの間待つことが大切です。
発達障害のある児童・生徒の理解及び指導
http://www.e-sodan.metro.tokyo.jp/pdf/promote_data/67document.pdf
リーダーや上司・先輩も同じこと。
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