「自分に合った仕事」など世迷い言

火曜日, 1月 11, 2011

抜粋

t f B! P L

養老 孟司
筑摩書房
1998-10


私は(第二次世界大戦)戦後は、個性とか、「自分がある」という教育を受けていました。
私がそれを直していくのに70年かかっているのです。
戦前は一億玉砕などと行っていましたが、反対側に振りすぎて、日本の社会はガタガタになっています。

若い人が「自分に合った仕事を」と言いますが、自分に合った仕事などと世迷い言が出てきたのは、「自分がある」と仮定したからです。
社会の側に需要があって仕事が存在しているのですから、自分が仕事に適応していかなければなりません。

社会の需要を満たしていくのが若い人の務めなのです。
若いときに叩きこんで欲しいものです。
養老 猛 P.9-11 2010.12 商工クラブ



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